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おっちーの演劇日記

広島で制作の仕事と、演劇活動をしているおっちー演劇漬けの毎日

稽古を継続する事の重要性

前に 稽古場について 書いたことがある。

で、その稽古場の確保の延長上に 「継続した稽古」 がある。

広島は「劇団」が少なく、プロデュース公演やユニット公演はすごく多い(と思う)。
劇団 と名乗りつつも、人数などの関係上ユニットになっているところも多い(気がする)。
かくいううちも今現在もちろんユニットである。。。

正直、それってマズイくない・・・?越智は思っている。

(以下は越智の単独の考えで)
こういったユニットやプロデュース公演のマズイところは
基礎稽古をしない事 。

すぐ本読みから入り → 半立ち稽古 → 立ち稽古 → 本番 となる。
発声も、身体作りも、体力つくりも、感情解放も、意識の分散の稽古もしない。(一例です)

一定レベル以上の人を厳選してのユニット・プロデュースなら話は別かもしれないが、
今の広島をみるところ、そうではないと感じ。。。
年齢や性別が重視だったり、とにかく人がいないから
誰でもオッケー!という感じもする・・・

で、基礎がないまま、どんどんと本番の舞台に立ち続けている間に、
ちょっとまずいことになってる気もする。

それはその人だけが悪いのではなく、今の広島の演劇の現状も関係していると思うけど

広島は単発のWSや講座の数は多い気がする。
気がする、だけで、他県と比較した事がないから確証はないが、
もちろんそれは悪いことではない。むしろすごい良い事だ。

問題はその後だ。

WSを受ける・講座を受ける。
そこで、自分の方向性と目標に合った稽古が発見できたなら、それを自分の劇団に持ち帰り、
継続的に稽古するべきだと思う。
というか、そもそも単発のWSとか講座ってのはそういう目的なのでないかなぁ

たかだか数時間、
単発のWSを受けたり、ユニットでちらちらと公演に参加しただけで、
実際的な力がつくとは思わないし、
力ある役者さんにすぐなれる訳はないし・・。

東京みたいにスパンが短く、次々とユニットのお声がかかる、という状況では
また別で、 「本番こそ最大の稽古である」 という理論も通るかもしれないが、
広島の現状はそうではない。
あ!でも、お声はかかる!男性役者は特に少ないので、
続々とお声はかかる!かもしれない!

が、「自分を必要」としているのか「誰でも良いから必要」としているのか

ここは俳優さんもよく考えどころではなかろうか・・・。

なので、例えばWSの主催側が、募集要項を「劇団に属している者」とかで募集すれば変わるのかなと思う。
全てがすべてそうじゃないし、違う考えももちろんあると思うけど、
こういうことも大切なのじゃないかと思う。
(※経験者向けのWSを対象にして考えています)



前に鳥取の演劇大学の質疑応答で、この事を質問した事がある。

「広島は劇団が少なく、ユニットやプロデュース公演が多いんですけど、この現状をどう思いますか?」
的な質問だったと思う。


で、ある講師にバッサリ切られた。



「ああ、広島の演劇界に未来はないね」  と。



かなりショックを受けて帰ってきたと思う。


でも、ある人にこの事を話したら、

「そうやって言うやつがいるからダメなんだっ!地域に熱い人がいる限り、
未来はないなんてことはない!」

と熱弁された。広島の人で無いのにその人は、なぜか越智より怒っていた(笑)。
それにかなり救われた気もする。

熱い人がいる限り、未来はある。

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